マイホームを建てるなら知っておきたい 家づくりの失敗事例

憧れのマイホームを検討されている方は、皆さん失敗したくないと思うものです。
そこで今回は、実際に起こりうる可能性の高いマイホーム失敗事例をいくつか紹介したいと思います。これからマイホームを検討される方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

マイホーム失敗例~内~

コンセントの数と位置

注文住宅の場合、外観のデザインや間取りは様々な実例などをもとにイメージがしやすい部分ですが、コンセントの数や位置をしっかりとイメージし、検討しておかないと実際に住み始めて家具や家電を配置してみるとコンセントの数が足りないことや、掃除機をかける際に何度も何度も差し直さないといけないといった面倒なことが起きてしまいます。

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収納

アパートやマンションなどは基本的に収納スペースが少ないと言われています。現在の住まいと同じような感覚で収納を作ってしまうと失敗する恐れがあります。そこで、一つの目安として「収納率」というものがあります。これは、計画しているお家の床面積に対する収納の割合のことで、全体の12%あれば良いとされています。
収納は少ないと困るだけでなく、多すぎても余分なスペースとなりがちです。なので、収納率という数字を参考に収納計画を立ててみると良いかもしれません。

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動線

家は広いに越したことはない、確かにそうかもしれません。しかし、間取りを考える際に広いだけでは失敗することがあります。それが動線です。例えば洗濯、洗濯機から物干しスペースまでの距離、乾いた洗濯物を畳む場所から片付ける場所までの距離など、一連の流れを考慮する必要があります。家事動線が良いお家は家事負担が軽減されます。
これから何十年と住み続けるお家で、家族がどういった動き方をするのかということも
しっかりと考えてみても良いかもしれません。

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階段

階段においても失敗がよく起こる場所の1つです。

最近多いのが、LDKの一角に階段を設けるリビング階段というものです。

このリビング階段のメリットは、家族(特に子供)が2階の部屋に上がる際には、必ずLDKを通らないといけなくなります。そうする事によって、自然と家族が顔を合わせる回数が増え、コミュニケーションも盛んになるという事が挙げられます。

しかし、リビング階段にも落とし穴があります。まずは空調の問題。階段部分というのは

どうしても部分的な吹抜けのような状態になります。これにより冬場、暖かい空気は上へと流れていくため、部屋を暖めるのに時間が掛かってしまい寒い思いをするかもしれません。 また、「匂い」や「音」といったものも広がりやすくなってしまいます。メリットとデメリットをしっかりと把握し、階段の位置を検討する必要があります。

リビング階段のメリット

照明

家は、昼と夜でガラリと印象が変わります。その大きな要因は照明です。

照明のカタログを見るとシーリングと呼ばれる一般的なものや、最近人気のあるペンダントライトやダウンライト、それ以外にも壁付のブラケットライトなど数多くの種類があります。しかし、照明器具は場所によって取り付ける位置や個数に注意が必要です。 例えば、キッチンで人が立つスペースの上にだけ照明を付けたとします。そうすると、実際に調理をする際には、作業をしている自分自身が影となって肝心の手元が暗くなる恐れがあります。部屋は明るすぎても、暗すぎてもいけません。そういった失敗をしない為に、取り付ける位置や個数、器具の種類を検討する必要があります。

照明の必要性

床材

皆さんは、床材へのこだわりはありますか。床の色でお部屋の印象は、がらりと変わります。その為、好みのインテリアに合うように色へのこだわりを持たれている方は、かなり多いように感じます。しかし、床材を色だけで選んでは決していけません。
床材は、大きく分けて2種類あります。1つ目は、「複合フローリング」といって基材の合板の上に、単板や加工された化粧材が張り合わされたものです。
複合フローリングは安価で施工も容易であり、色や模様のバリエーションも豊富です。しかし、張り合わせに使われる接着剤や合板には不純物が含まれており、表面が冷たいなどのデメリットも存在します。2つ目は、いわゆる「無垢材」と呼ばれる天然木材から加工された一枚板で出来た床材です。無垢のフローリングは、木の香りや温かみのある質感がとても特徴的です。経年変化による色合いの変化などが楽しめるのもメリットではないでしょうか。デメリットとしては、自然素材ならではの反りや割れの恐れがある事と、価格的には複合フローリングよりも高価であることが挙げられます。
注文住宅を建てる際には、それぞれの床材の種類によって、異なる特徴がある事を理解した上で、自分たちの家づくりに合った選択する必要があると思います。

注文住宅の失敗事例の床材

建具

部屋と部屋の間には、開き戸(ドア)や引き戸といった扉が付いています。これらを室内建具と呼ぶことがあります。この建具も形状によって、それぞれの特徴を理解した上で使い分けないと失敗を招いてしまう恐れがあります。開き戸のメリットは気密性が高いという事です。空調をよく使うお部屋などには、開き戸が適していると言えるかもしれません。しかし、開き戸は開閉にスペースを要する為、扉の付近には物を置けない、人が頻繁に出入りする場所では、反対側に人がいるとぶつかってしまうといった危険性があります。引き戸に関しては、開け放しの状態や少しだけ開けておくといった状態にすることが可能です。しかし、引き戸はどこにでも付けられる訳ではありません。扉を引き込めるスペースが確保出来る場所でないと、基本的には取り付けられないのです。 室内の建具形状を検討する際には、人の流れや家具や家電の置き場所をイメージしながら、考えてみると良いかもしれません。

注文住宅の失敗事例の建具

家の「内」にまつわるマイホーム失敗事例を7つ紹介しました。

次は、家の「外」にまつわるマイホーム失敗事例をいくつか紹介したいと思います。

マイホームの失敗例~外~

玄関ポーチの屋根

通常、帰宅して最初にする事は玄関の鍵を開けることです。
最近では、車と同じように鞄の中やポケットに鍵を入れておき、ドアノブを握ると自動で開錠されるスマートキーという物があります。しかし、一般的な鍵の場合は従来通り差し込み口に鍵を差し込み、開錠する必要があります。雨の日、両手に荷物を抱えて帰宅した際や、小さなお子様を抱えて帰宅した際、屋根が無いと不便ですよね。屋根を付ける場合は、雨樋の位置に注意が必要です。「玄関=家の顔」です。雨樋を付けてしまうと外観のデザインが台無しになる事もしばしば。屋根の有無だけでなく、雨樋の位置もしっかり考慮する必要があります。

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屋根の向き

屋根の形状には、切妻・片流れ・寄棟といったようにいくつか種類があります。
どんな形状の場合においても注意して頂きたいのは、どちらの方向に水が流れるかという事です。特に、積雪が予想される地域においては屋根に積もった雪は数日後一気に溶け始め、地上へと落下することがあります。その落下地点にカーポートや物置などがあると破損する恐れが十分に考えられます。ましてや玄関や勝手口など人が通る可能性がある場所や他人の敷地と近い場合は要注意です。外観のデザインにも大きく影響する屋根の向きですが
こういった安全性にも配慮しておかないと、取返しのつかない失敗を招いてしまいます。

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窓の大きさと位置

住宅における窓は、採光や断熱、防犯、デザインなど様々な役割を担っています。
そんな窓での失敗事例で多いのが、窓の大きさや位置を検討せずに取り付けをしてしまった事でお隣の窓と位置が重なり、お互いの家の中が丸見えになってしまうという事があります。こうなってしまうと、せっかく採光の為に大きな窓を設置していてもカーテンを閉めた状態が多くなってしまいますよね。それと意外に多いのが、窓を家具の配置を考えず付けた事によって、家具を置くスペースが無くなってしまうという事も起こりがちです。基本的に、窓の周辺には物を置けないと認識しておく必要があります。

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外壁

窯業系サイディングや金属サイディング、塗り壁や板貼りといったように、外壁に使用される素材は、いくつかあります。また、同じ模様でも複数の色がありマイホームを検討されている方の多くが、悩まれるポイントだと思います。そんな外壁で起りうる失敗事例を紹介します。カタログやサンプルを見て決めたはずなのに、実際に建った家を見てみると「思っていた雰囲気と違う」という、イメージとの相違です。商品の選定は、一般的にはカタログやカットサンプルと呼ばれる小さな見本を見て行います。しかし、カタログはあくまでも印刷物であり、色味に多少の違いが出る場合があります。また、色の認識は周囲の色(この場合、お隣の外壁の色など)によって見え方が異なります。特に、外壁材を2種類以上使って、張り分けをする場合などは、商品の選定を慎重に行う必要があります。

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外構工事

家づくりの中で、外観や間取りの打合せに多くの時間を要し、外構計画は後回しにされやすい傾向があります。しかし、外構計画を後回しにすることで、失敗が起きます。 建物の方に予算を掛け、外構工事へ掛けられる予算が限られてしまった事によって、駐車スペースや建物の回りを土や砕石だけにしてしまうケースが多くあります。しかし、雨が降る度に車や建物が汚れ、敷地内のあちこちに雑草が生え、手入れに苦労する事間違いなしです。外構計画で最も大事なことは、外構計画の打合せを早期から始め、工事内容と予算をしっかり把握する事です。予算が限られている場合でも、使用する材料や範囲の打合せを綿密に行えば、住み始めてからのメンテナンスに苦労する事が無くなるでしょう。

マイホーム失敗事例のブログ

家の「外」にまつわるマイホーム失敗事例を5つ紹介しました。

次は、家の「番外編」にまつわるマイホーム失敗事例をいくつか紹介したいと思います。

マイホーム失敗例~番外編~

会社選び

マイホームの計画を立てたら、実際にどこの建築会社に相談するのが良いのか?
ハウスメーカーや地元の工務店、設計事務所など建築会社は数多くあります。
会社選びでの失敗は大きく分けて、2つあります。
1つ目は、「会社名を知っている」や「知り合いが建築をしたから」などといったように
その会社について、詳しく調べないまま計画を進めてしまう場合です。
2つ目は、複数の会社を見学し、色々と比較検討をする中で自分たちの要望が整理できなくなり、価格面など一部の要素だけで判断をしてしまう場合です。
これらの失敗を防ぐためには、まず家族で家づくりのコンセプトや絶対に譲れないポイントを整理し、それを実現してくれる建築会社を探すことが必要です。
建築会社には、それぞれ特徴があります。性能にこだわりを持った会社や地元に密着した会社、ローコストで住宅を提供する会社など様々です。自分たちの家づくりに合った建築会社と巡り合うための準備が最も重要です。

マイホーム失敗事例の会社選び

スケジュール

注文住宅の場合、一般的には建築会社と相談を始めてから引き渡しまでに約1年程度掛かると言われています。ですので、実際に自分たちが移り住みたい時期から逆算をし、1年前に計画をスタートすれば、マイホームは手に入るでしょう。しかし、それが必ずしも満足いくものとは限らないのです。建築会社によって、打合せにかける回数や時間は異なります。はたして、その中で完全に納得のいく提案を受けられるのか。また、各自治体等が行っている、住宅取得者を支援する補助制度が適用になる場合があります。それらの補助制度には、採用枠の上限や完成時期の期限がある場合がほとんどです。 その為、お得な補助制度を活用出来ずに家づくりを行ってしまったなどといった失敗事例も多く存在します。こういった失敗を起こさないように、建築会社との相談を始める前段階での下調べや、自分たちの要望をしっかりとまとめ、スムーズに建築会社に伝えられる準備が必要になってきます。

マイホーム失敗事例のスケジュール

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上田 智也