子育てエコホーム支援事業の補助金について徹底解説【2024最新】
2024年にも、住宅補助金を受けられる支援事業の発表がされました。これから家づくりをされる方に、「子育てエコホーム支援事業」について解説します。
新築とリフォームでも補助金を受け取ることが出来ますが、本記事では新築を目的としてお話しています。このブログをご覧いただいている方はこれから住宅づくりを検討されている方だと思います。そこで新築の注文住宅を建てるにあたり、この「子育てエコホーム支援事業」の補助金を使って、より住み心地の良い住宅づくりのために一緒に見ていきましょう。注文住宅をご希望の方にはおすすめの補助金です。
目次
子育てエコホーム支援事業の補助金とは
最初に、子育てエコホーム支援事業とはどういったものなのかを説明します。
国土交通省のサイト記載の内容としては、現代のエネルギー価格などの物価高騰の影響を受けやすい子育て世帯や若者夫婦世帯が高い省エネ性能を持つ新築住宅の購入や、住宅の省エネ改修工事などの支援を目的としています。合わせて2050年までにカーボンニュートラルの実現を目指した事業です。
*カーボンニュートラルとは…温室効果ガス排出のゼロとする政策で、2020年10月に菅元総理が所信表明演説で宣言しました。
一定の条件を満たすことで新築では80~100万円、リフォームでは20~60万円の補助金を受けることが出来るので是非活用したいところです。
子育てエコホーム支援事業の申請は工事を請け負う事業者が行います。なので、補助金を受けるための詳細を建築会社に確認しましょう。弊社でも「子育てエコホーム支援事業」の申請工事事業者ですので、ご相談していただけます。
子育てエコホームの受給条件
子育てエコホーム支援事業の補助金を受けるための条件をまとめました。
●子育て世帯と若者夫婦世帯に限る
*子を有する世帯として令和5年4月1日時点で18歳未満の子とする。または、若者夫婦世帯として令和5年4月1日時点でいずれかが39歳以下であること。
●長期優良住宅またはZEH住宅であること(長期優良住宅の場合:100万円/戸、ZEH住宅の場合:80万円/戸)
*以下の①かつ②に該当する区域に立地してる場合、長期優良住宅は50万円/戸、ZEH住宅は40万円/戸とする ①市街化調整区域
②土砂災害警戒区域または浸水想定区域(洪水浸水想定区域または高潮浸水想定区域における浸水想定高さ3m以上の区域をいう)
- 長期優良住宅とは…長期にわたり良好な状態で使用するために、5つの措置が講じられた住宅のこと
- ZEH住宅とは…太陽光発電などを使うことでエネルギーの収支をゼロにする住宅のこと
その他条件
- 住宅の延床面積が50㎡以上240㎡以下
- 住宅所得者が居住することを目的とし発注・購入すること
- 土砂災害特別警戒区域または災害危険区域でないこと
子育てエコホーム補助金を受ける上での注意点
子育てエコホーム支援事業の補助金を利用する時に、注意しておきたいポイントを押さえておきましょう。
早めに申請を行う
補助金には「予算」があります。その名の通り、予算の上限を超えるとこの補助制度は終了します。ちなみに、2023年度に行われていた「こどもエコすまい支援事業」は、9月28日で締め切りになりました。
しかし、申請を行うのは前にも話したように「事業者」が行います。ということは家を建てる建築会社を決めておく必要があります。上限に近づくと駆け込みで申請をする人が増えるので、余裕をもって家づくりをはじめることをおすすめします。
交付申請時には、建築確認済証や省エネ住宅の認定証が必要なため、建築会社を決めたうえで、建物の打ち合わせも終了していることが前提となりますので、ご注意ください。
*申請の開始は2024年3月下旬~となっています。
その他補助金との併用
子育てエコホーム支援事業は国の補助制度です。ですので、その他の国が出している補助制度との併用ができません。
しかし、県や市が出す補助制度とは併用できることがあるので、建築会社に確認してみましょう。
補助金を最大でもらえない
子育てエコホームの受給条件のところでもお話しましたが、立地場所によって補助金額が半額になることがあります。
以下の①かつ②に該当する区域に立地してる場合、長期優良住宅は50万円/戸、ZEH住宅は40万円/戸とする
①市街化調整区域
②土砂災害警戒区域または浸水想定区域(洪水浸水想定区域または高潮浸水想定区域における浸水想定高さ3m以上の区域をいう)
あらかじめ土地が決まっていて上記の①かつ②に該当している場合補助金が半額になりますが、これから土地探しをされる方はこの事も頭の片隅に置いておくことをおすすめします。しかし、良い土地はすぐに売れてしまいます。補助金の金額だけで決めずに、良い土地との出会いがあれば、惜しまないことも必要です。
子育てエコホーム補助金Q&A
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子育てエコホーム支援事業の期間は?
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令和5年11月2日以降の着工から令和6年12月31日までに工事が一定以上の出来高に達したうえで交付申請を行い、別途定める期間内に完了報告が可能なものに限ります。
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子育てエコホーム支援事業の給付金はいつもらえますか?
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着工時点で予約申請となります。そこから完成し、お引渡し後に完了報告となるので、入居後の給付となります。また、申請に不備や審査に時間がかかることがあるので、その場合さらに時間がかかる可能性があります。
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必要書類はありますか?
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お施主様に準備していただく書類は、住民票(世帯票)の写しが必要です。用意していただくタイミングは申請する建築会社に確認してください。
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子育て世帯・若者世帯以外の利用できる補助金はないですか?
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ございます。この補助金以外にも様々な補助金がございますので、建築会社に一度ご相談ください。*補助金には条件がございます。
神戸で注文住宅を建てる方へ
2024年からはじまる「子育てエコホーム支援事業」について解説してきました。
エネルギー価格などの物価高騰により家づくりを諦めていた方におすすめの補助金です。これから住宅を建築、リフォームを検討している方にぴったりの補助金なのでこれを逃さずぜひ活用してください。
この補助金には、予算の上限があるため、家づくりを検討してるなら迅速に動き出すことをおすすめします。建築会社選びや土地探しには時間がかかり、さらに補助金の申請をするとなると、着工をしないといけません。補助金の予算が上限に達する前に建築会社に話を聞きに行きましょう。
弊社セレクトホームでは、神戸で家づくりを検討されている方に「子育てエコホーム支援事業」の補助金の他に「木の家」を兵庫県の補助金を使って建てていただけます。
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最後までご覧いただきありがとうございました。皆様のお家づくりが素敵なものとなりますように祈っております。