家づくりのための兵庫の木の木材センター見学

2月25日 (土)

こんにちは、渡辺です。
きのうは、宍粟市にある兵庫木材センターにお客様とバス見学会に行ってきました。

兵庫県は有数の森林保有県ですが、県産木材使用量はきわめて低いそうです。そして、木材は県で1年約160万㎥生長するそうです。しかし、木材を使用せず、間伐をしないので、森林には光が差し込まず、下草が生えないために、山が枯れていっています。木を使うことは、CO2を安定させ、地球温暖化防止に役立っているそうです。

そのような説明を職員の方から聞いた後で、工場を見学させてもらいました。

兵庫の木を加工する木材センターの加工の様子

皮を剥かれた原木がベルトに乗って運ばれていって柱にカットされます。ちなみにこの剥かれた皮や木屑はまた乾燥機の燃料として再利用されているそうです。

兵庫の木を加工する木材センターの含水率測定装置

カットされた柱は約1週間かけて乾燥されます。そして、1本1本、写真のような含水率計で、含水率を計測します。乾燥不足の柱は、また、乾燥機に戻されます。

兵庫の木を加工する木材センターの機械

次は上の写真のような、強度測定機で、これも1本1本、ヤング係数を測定します。

従来、無垢材は、集成材に比べ、強度にばらつきがあり、構造材として、集成材に劣るといわれるこもありましたが、このような、最新設備を導入してその欠点を解消しています。

セレクトホームの構造材が納材されてくる課程がわかり、大変勉強になりました。これからも、このようなツアーを続けていくつもりですので、ぜひご参加ください。


最後に、最近大手飲食チェーン店では、エコと言って、割箸を出さずに、黒い箸を出す店が増えていますが、割箸は間伐材から作っています。ちょっおかしいと思いませんか?

  兵庫の木をもっと使いましょう。

兵庫の木をセレクトホームが選ぶ理由が知りたい方は「兵庫の木を選ぶ理由」をご覧ください。

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