弊社の注文住宅と建売住宅の違い
こんにちは、家づくりサポーターの渡辺です。弊社は注文住宅とリフォームの会社です。
注文住宅と建売の違いは一言でいうと、注文住宅は土地を買って、そこに注文した家を建てってもらう(事)「請負」で、建売は土地付の家(物)を「買う」ことです。
建売の工事の様子
私の家の近くに数か月前から建売住宅の建築が始まりました。基礎ができて上棟の日、たまたまお休みでしたので、注意して見ていました。ちょうど夕方から雨の予報がでており、雲行きがあやしくなってきました。上棟は意外に早く、3時位には棟が上がってしまいました。どうするか興味を持って観察をしていますと、大工さんたちは早々と片付けてあっという間に帰ってしまいました。しばらくして屋根屋さんが一人でやってきて、ルーフィング(屋根の防水シート)を貼って帰りました。一見ごく普通です。悪いところはありません。
セレクトホームの工事
しかし、注文住宅を建てる自分の会社ならどうするか?と考えると、まず、弊社では上棟の日、大工さんがルーフィング、あるいは外断熱ですと、その上に断熱材まで貼って雨仕舞を終わらせます。
雨が予想されていましたら、壁もブルーシートを貼って中に雨が入らないように雨仕舞をして終わらせます。
建築は自然の中で行われます。雨に濡れても仕方がないといえばそれまでです。
しかし、もし、お施主様が夢を膨らませて、上棟現場を見に来たら、雨でぬれた我が家を見てどう思うでしょうか?ちょっとした私たちの気づかいです。
建売はそんな家づくりの過程をお客様が見ることはありません。出来上がった見えるところしか見えないのが建売です。なのでそのような気づかいは必要ないかも知れませんね。
弊社はもともとは不動産会社からスタートしましたので、建売の仲介もよくさせてもらいました。
当時お世話させていただいたお客様には大変申し訳ないのですが、建てたあとの家への愛着、満足度は注文住宅と建売では全然違うのではないかと思います。
ずっと長く住まわれ、長く住宅ローンを払っていかなければならないお家です。愛着を持って末永く幸せに暮らしていただきたいと願っています。