最近では、リフォームやリノベーション工事をすることで既存住宅を快適に過ごすことができます。リフォームやリノベーションは古い物や壊れたところを修理するだけではなく、住み心地を良くしたり、光熱費の削減や節水など経済的にもコストパフォーマンスが高くなります。

最近では断熱や節水にすることで国から補助金が出ることもあり、リフォームを検討する方が増えてきています。今回はリフォームの人気工事５選をご紹介します。

リフォームの人気工事その１～断熱改修～

断熱改修は先ほど述べたように、補助金制度を使えるリフォーム工事の一つです。断熱は壁の中だけではなく「玄関」「窓」「屋根」「床」を断熱改修することで住まいの質が向上し、夏は涼しく、冬は暖かい環境を作ることができます。

工事内容を簡単にご紹介します。

• 高断熱性能の玄関ドアに入れ替える（施工１日で終了）
• 窓ガラスの入替
• 内窓の設置
• 外壁すべてを外張り断熱工法
• 床に断熱材を入れる
• 屋根に断熱材を入れる（夏場に効果を発揮する）

玄関ドアのリフォーム

玄関ドアは毎日開閉するところです。玄関から冷気を取り込むことで冬場は寒さが厳しく、夏場は室内の冷房の効きを悪くします。玄関ドアの入替工事は約30～50万円程度かかりますが、工事は１日で終わるため、断熱効果をすぐに感じることができます。

窓ガラスの入替リフォーム

断熱ガラスは一般的に「複層ガラス」（ペアガラス）のことを言います。２枚のガラスの間の空気の層が熱の移動を抑えて、室内の冷暖房を効果的にします。中には中の層にガスを入れることでより断熱性能を上げる商品もあります。ガラスには防犯ガラスや遮熱ガラスなどもあり、性能を上げると費用も上がります。また、樹脂サッシとアルミサッシがあり、樹脂サッシにすると断熱効果が上がり費用も上がります。

複層ガラスの費用は約３万円～が相場となっています。交換費用は別途かかりますのでご注意ください。＊窓ガラス90×90㎝の費用相場

内窓の設置リフォーム

内窓の設置は今ある既存の窓の内側に新たに窓を設置することです。先ほど窓ガラスの入替でも言ったように、ガラスとガラスの間の空気層が断熱材の役割を果たしてくれるため、室内の冷暖房が効きやすくい経済的です。

一般的な腰窓では約５万円程度の費用がかかります。窓ガラスの入替や内窓の設置は基本的に家じゅうの窓を替えることで効果が出ます。そのため、補助金を利用できるときにリフォームをすることをおすすめします。

今回は断熱に関する一部の人気のリフォーム工事についてご紹介しました。リフォームは設備や部屋がきれいになるだけでなく、生活を豊かにし、経済的にも安心です。まだまだ、おすすめのリフォームをご紹介しますので、次回もお楽しみに。最後までご覧いただきありがとうございました。