【注文住宅】お風呂に窓は必要??
神戸市西区、垂水区、明石市、三木市周辺で、注文住宅の新築をお考えの皆様、こんにちは、家づくりサポーターの市橋です。
お家づくりの過程で、よく悩まれるポイントについてお話します。今回は、「お風呂に窓は必要?」です。「お風呂に窓はつけた方がいいですか?」「お風呂に窓をつけたいけど、SNSではいらないとの声が多くて・・・」そんなお声を聴くことが多くなりました。
お風呂の窓は、新築戸建に住まれる前の賃貸マンションやハイツでは、窓がついていないことが多いのではないでしょうか。
集合住宅の間取り、構造上、つけられないという原因が多いのですが、戸建て住宅の場合、注文住宅の場合は、つけられることが多いです。 今回は、そんなお風呂の窓が必要なのかについて、お話ししたいと思います。
お風呂の窓のメリット
- 換気ができる
- 明るいお風呂になる
- 開放感のあるお風呂になる
この3つが大きなメリットではないでしょうか。
お風呂の窓デメリット
- 防犯対策が必要になる
- お掃除の箇所が増える
- 窓の費用がかかる
- 断熱性能が落ちる
などが挙げられます。
検証
換気
窓を開けて、湿気を逃がしたいと考えるのは、一般的だと思います。
湿気は、多いところから少ないところに流れていきます。外の方が湿度が低い状態であれば、外に逃げてくれます。
しかし、湿気(水蒸気)は、凹んだところにたまる性質があります。大抵の場合、浴室の窓は、湯舟よりも高い位置に設置することが多くなります。そうすると、下の方の湿気はなかなか抜けない状態になってしまいます。
一番効率のいい換気方法は、しっかりと窓を閉めて、浴室の扉も閉めて、換気扇で湿気を出すことが有効です。
新築住宅の場合、気密性が高められ、お家に入ってくる空気の量、出ていく空気の量がしっかりと計算されています。
窓を開けてしまうと、その入ってくる空気の量と出ていく空気の量のバランスが崩れて、効率よく換気ができないことになります。
明るい、開放感のあるお風呂
旅行に行き、お昼間の露天風呂に入ると、本当に気持ちいいですよね!
明るい浴室にしたいのであれば、大きい窓をつけることも可能です。
ただ、日常の生活では、お風呂に入る時間は、日が沈んでからのことが多くなってしまうのではないでしょうか。
また、夜はお風呂の窓から光が外に漏れることにもなります。そうすると、周りにお風呂に入っていることを知らせてしまうことにもなります。
プライバシーを大切にしたいと考える方が増えている中、お風呂の窓を透明のガラスにされる方はほとんどいません。
また、窓は、侵入される可能性が高くなる場所になりますので、防犯対策も必要になり、費用も掛かってしまいます。
さらに、ヒートショックが問題視されていることもありますが、窓は、壁に比べると断熱性能は落ちてしまいます。冬や寒い時期は、どうしても結露の原因にもなってしまい、カビが生えやすくなってしまいます。
外の空気を取り込むことにより、埃や花粉なども溜りやすくなり、お掃除の手間も増えてしまいます。
さいごに
こういったことを考えると「お風呂に窓は必要ないかな~」とお考えになる方が増えています。
SNSで言われるように窓がないことでのメリットがよく知られるようになりました。しかし、各家庭にあった必要不要があるので、SNSだけで判断せず、生活スタイルを考えてお風呂の窓が必要なのか検討してください。
神戸のセレクトホームでもそういった細かい点でも相談していただければ、お客様に合ったご提案をさせて頂けます。お家づくりのご相談ならお気軽にご連絡ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。これからもお客様のお役に立てる記事を準備してまいります。