一人暮らしのための平屋住宅【徹底解説】

神戸の一人暮らしのための平屋住宅のイメージ

こんにちは、家づくりサポーターの渡辺です。

一人暮らしというとワンルームマンションやアパートを想像する人も多いかもしれません。しかし、高齢者やシングルに賃貸は借りにくいのではという不安があります。そこで、余裕のあるシングル女性やシングルシニアの間では快適な一人暮らしを平屋住宅で楽しみたいと考える人が増えてきました。そこで一人暮らしを楽しむためにコンパクトな平屋住宅について考えてみました。

平屋住宅の魅力とメリット

生活動線が楽になった!

神戸の一人暮らしのための平屋住宅の生活動線のイメージ

まず、平屋のメリットは第一に階段がないことです。そのため移動距離も短くなり生活動線が楽になった!という点です。

階段の上り下りがないので、老後も安心!

また階段がないと毎日の上り下がりがないので、万が一、足が不自由になった場合の老後の生活の不安も解消されます。

掃除がしやすい!

神戸の一人暮らしのための平屋住宅の掃除のイメージ

それに加え、掃除がしにくい階段がないため、お掃除ロボットに任せっぱなしの掃除も可能になります。一人暮らしというと平日はお仕事で、家事に時間を使うことが困難な方が多いのではないでしょうか?出社前に電源を入れて帰ってきららきれいになっている…なんてステキですね。

庭とのつながりを楽しめる!

神戸の一人暮らしのための平屋住宅のウッドデッキのイメージ

平屋はすべて1階ですので、より自然を近くに感じることができます。部屋から庭に出ることができる窓を設けると、ガーデニングやBBQを楽しむことができます。またリビングにつながるウッドデッキを設置してアウトドアを楽しむ生活もステキですね。

耐震性が高い!

神戸の一人暮らしのための平屋住宅の耐震について

平屋は1階建てなので、建物の重量も軽く、地震に対する必要壁量も少なくてすみます。つまり地震や風害に強いということになります。

平屋のデメリット

防犯面

神戸の一人暮らしのための平屋住宅の防犯について

しかし平屋はすべてが1階部分になりますので、防犯面に優れているとは言い難いということになります。しかし、逆に考えると窓を開けっぱなしにしていては慣れた2階の窓からの侵入に気づかないというデメリットもありません。最近は優れた防犯グッズやセキュリティも開発されています。まら、道路から玄関が見えるなどの間取りの工夫も大切です。

水害対策

神戸の一人暮らしのための平屋住宅の水害について

また平屋は建物が低いために地震や風害に強いというメリットはありますが、水害に対しては2階への避難ができないために難しいというデメリットがあります。建築予定地が浸水の可能性が高い場合は平屋は不向きと考えられます。これから土地探しから始められる場合は必ずハザードマップで確認したうえで探しましょう。

一人暮らしに最適な平屋の間取り

快適な一人暮らしに必要な部屋数

神戸の一人暮らしのための平屋住宅の内装のイメージ

快適な一人暮らしの生活を送っていただけるための間取りはワンルーム、1LDK、2DKが考えられます。大きさは15~20坪になります。

LDK…13帖~16帖
寝室…6帖~8帖
収納スペース…3帖~4帖  収納は1ヶ所に集約できるウォークインタイプが適しています。
水廻り…5帖~6帖  できるだけ1ヶ所にまとめると無駄な廊下がなくコンパクトに設計できます。

一人暮らしですので、他の家族に気兼ねしたり、プライバシーを気にする必要はありませんので、マンションのように廊下がなく、LDKからすべての部屋につながる間取りが最適です。場合によっては間仕切りがなくワンルームという間取りも面白いかもしれません。

一人暮らしに最適な平屋の土地探し

神戸の一人暮らしのための平屋住宅の土地探しについて
*神戸市西区のハザードマップです

土地には市街化区域であれば地域によって、建ぺい率、容積率の定めがあります。建ぺい率とは主に1階の床面積、容積率は1階、2階の延べ床面積のことですが、平屋は2階がないため、建ぺい率の範囲での面積に収めなければなりません。概ね住宅地の建ぺい率は、40%、50%、60%に分かれますが、たとえば、35坪(115㎡)の土地の場合、40%であれば約14坪、50%であれば約17.4坪、60%であれば約20坪の入りが建築可能ということになります。決して大きな家とは言えませんが、コンパクトな一人暮らしのための間取りであれば可能な大きさになります。土地探しの目安にしてください。
加えて今まで述べてきたように、防寒面、災害面も考慮した土地探しが必要です。

コンパクトながらも快適な暮らしを実現する工夫

収納アイデアを紹介

神戸の一人暮らしのための平屋住宅の収納のイメージ

先ほども述べたように収納は1ヶ所に集約してウォークスルータイプがおすすめです。またよほど広い土地でない限り面積の制限がありますので、小さな空間も見逃さず収納に取り込む工夫がほしいですね。

一人暮らしの場合、昼間お仕事でだれもいないことが考えられますので、急な雨にも対応できるように室内干しがおすすめです。できましたら水廻りに欄ランドリースペースを兼ねて→ウォークスルークローゼット→寝室がつながる間取りが最適です。

1.5階

神戸の一人暮らしのための平屋住宅のロフトのイメージ

平屋にプラス屋根裏やロフトなどの階層を加えると、趣味のスペースや収納に利用する居住スペースを広げることができます。これらの階層は建ぺい率には影響しませんので、広さの制限も受けません。

勾配天井

神戸の一人暮らしのための平屋住宅の勾配天井のイメージ

勾配天井はリビングの上に部屋がない平屋の特権です。天井を屋根に沿って作るので、通常の天井よりも高さが取れ、梁などの構造材を現すことによって開放感や木の香りや癒しを楽しむことができます。
また勾配天井の高い位置に高窓をつけて、前に2階建ての家があっても陽当たりを確保することもできます。

平屋住宅建築にかかる費用と節約術

さて気になる費用ですが、平屋は高くつくと思っていらっしゃる方も多いと思います。確かに同じ坪数の家で比較しますと2階建てよりは、基礎も屋根も、面積が倍になるので、割高になります。しかし、平屋は階段がなく、無駄な廊下やホールを省略できますので、コンパクトに抑えることができます。
また、先ほど述べましたように、間仕切りをなくしてワンルームにするなどの工夫をすればコストを抑えることができます。
弊社の平屋の価格は下記のボタンをご参考にしてください。

小さい平屋をおしゃれに建てる方法

屋根形状

神戸の一人暮らしのための平屋住宅の屋根形状のイメージ

平屋は、屋根の形が単調になりがちですが、片流れ、陸屋根、切妻を組み合わせることで変化を出すことができます。また建物が低い分、車線規制を受けることがなく、なだらかな切妻やスクエアな四角いフォルムなど自由で美しい外観を演出することができます。

外壁

神戸の一人暮らしのための平屋住宅の外壁のイメージ

外壁面積が少ない分、窓も目につきやすくなります。最近の傾向として窓面積が小さい方はスタイリッシュなイメージになりますが、特に土地が南側道路に面している場合などでは窓が目立ちます。このような場合、外構でスクエアなデザインウォールを採用して目隠しをするなども一つの方法です。
外壁の色は1色では単調になりますが、アクセントカラーや異質の素材を組み合わせることで多彩な外観を作ることができます。

まとめ

以上に述べてきましたように、一人暮らしの方こそ、シンプルでコンパクトな平屋暮らしはおすすめです。
私どものお客様の中には、もし住まなくなった時に売りにくいのではという不安を抱える方も少なくありません。しかし、現在のようにライフスタイルが多様化してきた中で、必ずしも4人家族、3LDKといった間取りが主流ではありません。弊社でもシングル、平屋を望まれるお客様は増えています。そこでかえって希少性という点では売却に有利です。
せっかく注文住宅で建てる家です。売るときのことよりは、今から自分の生活を楽しく幸せに暮らせる家にするかが大切ではないでしょうか。
セレクトホームは平屋の実績も多数あります。ぜひ一度ご相談してください。