高齢者住宅

こんにちは、一機に桜が開花し、日本列島一斉にお花見の週末となりましたね。

家づくりサポーターの渡辺です。

さて、私はこの3週間ほど、93歳の一人暮らしの父が圧迫骨折で入院してその対応に追われています。

3年前から高齢化の両親のために、15時間センサーが感知しなかった場合、私のメールに自動で通知するアルソックの高齢者のための「見守りサポート」というサービスを利用していました。3週間前の13時ごろ「感知されません」というメールが入り、いやな予感がして実家へあわてて帰ってみると、布団の中で動けなくなっている父がいました。おそらく、15時間前の前夜の11時ごろから動けなくなったものと推定されます。もし高齢者のご家族を抱えていらっしゃる方がいればこのサービスはお勧めです。

あわてて救急車を呼んで、病院に搬送され、医師から「圧迫骨折」と告げられそのまま入院することになりました。「ここは3週間がリミットだから、もう一人暮らしは無理だと思うからすぐに受け入れ先を探してください。」と言われました。ただでさえ、こちらは気が動転しているのに、いきなりそんなことを言わなくてもと思いましたが、ケアマネに相談しました。空いている施設を探し、手続きを3週間で済ますのは困難なようでしたが、以前当社で建てたサービス付き高齢者住宅の「やさしえ神戸持子」を思い出し連絡しました。ちょうど空き室があり、全然知らない施設に入れるより、今もお付き合いのある施設のほうが安心なので、お話を進めてもらいました。仕事を持っている私のために、入居の準備などもいろいろ便宜を図ってもらい、親切な対応で大変助かりました。

明日は退院と同時に入所することになりました。簡単な家具なども準備でき、明るくこざっぱりとした気持ちいい部屋になり私もほっとしています。

サービス付き高齢者住宅とは賃貸住宅に、身のまわりの介護がついており、様々な外部のサービスと提携していて、医師や、リハビリ、理容などが定期的に訪問してくれるようになっています。

私も介護に長時間とることができなかったので、今までのひとり暮らしの不自由や不安が解消され、至れり、尽くせりで、助かっています。

この「やさしえ神戸持子」は重度障害や認知など要介護5まで対応でき、終身介護してもらえるとのことで安心です。

セレクトホームも社会にいいものを残せたと今さらながらに思いました。

父も一人で動けなくなって怖かったのか、もう「家に帰る」とは言わなくなりました。

荷物の準備で誰もいない実家に帰ると、母が亡くなってこの3年間ほど、週1~2回通い、喧嘩をしながらも父と暮した日々がなつかしく思い出されます。

幸い、今度の施設は、セレクトホームからも自宅からも近くなりますので、寂しがらないようにできるだけ会いに行こうと思っております。