家の見えない危険~集成材と金物工法~
2020年4月
下図をご覧ください。左図ではわかりませんでしたが、金物工法のほとんどは集成材を使用します。集成材については2020年3月集成材で記しましたように剥離という致命的なリスクがあります。集成材は何もしなくても経年劣化あるいは接着不良による剥離のリスクがあるというのに、下図のように鋼製の受金物、ドリフトピンのいずれもがその集成材の重さを一身に受け、接着面に大きな負荷がかかり、結局は集成材を切り裂くような力が働くことを知らなければならないと思います。私は一生に一度の家づくりに、このようなリスクをとることはあまりに無謀であると考えています。