日本の技術

アドバイザーの松谷です。

昨日までの住まいづくり祭りに大工さんの使わなくなった道具をフリーマーケットで出品しているのを見かけたのですが、その道具をみて少し前に観たテレビの事を思い出しました。

確か、イギリスやオーストラリアの大工さんや設計士が日本の建築の技術を見に来るみたいな番組だったと思うのですが、その番組の中で

“日本では柱を塗装しないのですか?” ”そのままでは水を吸ってしまうでしょう?”みたいな質問をしていました。

でも日本の住宅の中で見えている柱は、塗装する必要はありません。

それは、かんながけしているからです。

かんなによって平滑になった木材は水を吸い込み難くなります。

外国では、かんなをかけずにそのまま使用するので表面がざらざらしていて水分を吸い込み易いという事です。

最初から、その様な理由でかんなをしていたのかは私は知りませんが、日本の技術は奥深いなと思いました。

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