いびきと腰痛

実は今、大変困っていることがあります。腰痛といびきです。腰痛の直接の原因は先週、洗面化粧台で年甲斐もなく朝シャン(朝、髪を洗うこと)をするべく無理な姿勢を長く続けたことです。それと9月から10月にかけて普段の運動不足を補うため、3週間連続(毎水曜日)でゴルフに行ったことも影響しているかもしれません。腰痛は自分自身に痛いという自覚がありますから、なんとか直そうと努力します。ところが、自分のいびきというのは自分で聴くことは、まずありません。そこで、人に迷惑を掛けているとは、充分に知りながら、なかなか直そうとしません。しかし迷惑を掛けているのは事実ですから、ほおっておいて、そのままで済む訳はありません。迷惑を蒙っている人から反撃されるのは、当然の結果ともいえます。
2~3年前から、妻にいびきのことは度々言われていました。私はあまり気にも留めずに「お母さん(妻のこと)、気にしすぎやとおもうで。気にせんと寝とったらええんや」と無神経極まりないことを言っていました。妻とは子どもたちが自分の部屋で寝るようになってから、ずっと二人で6畳の和室で寝ています。2年前に、下の娘が大阪に引っ越した時、妻が「お父さん(私のこと)これからはトモちゃんの部屋で寝たら?」私「いやや、怖い夢見た時にこまるやないか」 私は時々怖い夢を見て、うなされたり、絶叫したりすることがあります。原因は、テレビでホラー映画や怪談を見た後で、胸の上に手を置いて寝ている時が多いように思います。妻が横にいて私を起こしてくれますので、私は大いに助かっています。さもなければ悪夢の中から覚めることなく、ひたすら恐怖を味わい続けなければなりません。これは地獄です。
 妻は以来ずっと耐え続けてきたのでしょう。しかし、忍耐にも限度というものがあります。ここ数ヶ月、私は夜中によく目が覚めるようになりました。最初はよく眠っていて分からなかったのですが、どうやら妻に身体を蹴飛ばされていることに気付きました。または、上を向いている私を無理やり横向きにしてしまうのです。翌朝、妻に「お母さん、もしかしてお父さんを蹴ってない?」妻「ううん、蹴ってなんかないわよ。いびきがあんまりうるさくて眠れないから、ちょっとつついただけよ」妻はうそをついています。私が「お母さん、お父さんを横向きにしてない?」妻「ううん、少しだけ背中を押してあげてるだけよ。横向いたらいびきが止まるから。でもすぐに上向きになるのよね。そしたら、又いびきが始まるの」 私はこの数ヶ月、ほとんど毎夜、妻に蹴られていると思います。
いびきの原因は分かっています。ずばり、メタボ(肥満)になっているということです。30年前、私の身長、体重は176センチ、58キロでした。3年前は70キロでした。今は75キロになりました。ウエストは88センチあります。確実にメタボです。食べすぎ、飲みすぎ、運動不足→メタボ→気道が狭くなる→いびきをかく、の典型です。ダイエットすれば、少しはよくなるはずです。3年前から同じことを言ってます。どなたか、意志の弱い人間にもできるダイエット、あるいはいびきを減らす良い方法をご存知ないでしょうか?