去年まで愛媛県に住んでいたんですが、転職で二人の地元である兵庫県に戻ってきたんです。そこでこの機会に自分たちの家を持ちたいと思いました。愛媛県は土地が安くて、自然が残っているところが気に入っていたんで、こちらでもいずれは木を感じられて、土いじりができる庭を持ちたいと思っていたんです。そんな時、子どもが生まれ、のびのびと子育てをしたいと思い、本格的に家づくりを考え始めました。

実は妻は愛媛でセレクトさんと同じような地元密着で木を売りにしている工務店で営業の仕事をしていたんです。なので自分が建てる家は親身に相談に乗ってくれて、自由度の高い地元工務店で建てようと思っていたようです。セレクトさんとは妻の両親が昔お世話になった不動産屋さんに紹介されて見学会に参加したのが出会いです。

何社か地元工務店を回ったんですが、木の雰囲気が自分たちの理想とするイメージに一番近かったことと、スタッフの皆さんが親身になって、アドバイスや相談に乗ってくれたんで決めようと思いました。

妻は某有名ファミリー漫画に出てくるような広縁があって、そこに腰かけて小さくてもいいから庭が眺められるような生活にあこがれていたんです。たまたま見つかった土地が71.59坪と広かったんで、念願の広縁のある平屋を建てることができました。

夫婦そろって優柔不断なところがあり、なかなか決めきれず、意見が合わないこともありました。そんな時はたいてい妻の意見が通りましたね（笑）いろいろ夢はありましたが、住んでからも無理をせず、ゆとりのある生活を送るために予算であきらめたこともたくさんありました。でも、それはそれでよかったと思っています。今は早く引越しして、家族と犬でキュウリやトマトを育ててみたいと楽しみにしています。