梅雨時のお家対策
コロナ感染症ですが、少しは収まりつつあり、自粛生活も解除になり、一時ほどは感染者数も減ってきているように思いますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。まだまだ油断は禁物ですね。
6月に入り梅雨の時期に入りますが、梅雨時期はお家の悩みが、絶えませんね。フローリングも湿っぽく、窓には結露がでるなどなど。これらを防ぐためにも湿気をためこまない習慣を今から始めたいですね。
過去30年間の気象庁の調べによるともっとも湿度が低い時期の1月は58%に対し6月は78%、7月は80%にまであがるそうです。カラッとしないうえにカビが発生しやすくなりなります。どうすれば良いのか?
湿気をためこまないようにすることです。そこで湿気の予防策を4つにまとめました。
湿気の予防策
- シンク下の扉を開放し換気
- 押し入れクローゼットなど湿気がこもりやすい場所も極力開放し布団などは汗を吸うのでこまめに干しましょう。
- お家の中の風の通り道を作ってあげて風通しを良くしておきましょう。(空気をうまく循環)
- 下駄箱も消臭効果のある除湿シートなどを敷くと効果的です。
日本建築の伝統的な工法で建てられた古い建物(おばあちゃんの家のような家)は、隙間風があるため冬は寒いとされていました。しかし、この隙間風こそが家の湿気対策にもってこいなのです。湿気の逃げ道である隙間があるのでカビも発生しにくく、快適に暮らせる湿度になっていました。ですが、寒い家では人の健康の妨げになります。このことから気密性の高い家が広まり出しました。
すべて完璧という家づくりはなかなか難しいと言えます。全館空調は家全体が過ごしやすい温度設定になっているので人気ですが、家中のダクトが回っており、ほこりや主の死骸などが溜まりますがその中は洗浄できません。まずは、現在の住みやすさを考えるなら先ほど述べた予防策も実践してみてください。
これらのことを注意しながら、梅雨時期も乗り越えていきましょう。。。
山口