ゴミを出さずに必要最低限の物で暮らす「ミニマルな家」
所在地 | 明石市 |
家族構成 | 3人 |
竣工日 | 2022年8月6日 |
施工面積 | 108.90㎡(32.94坪) |
退職を機にリフォームを考え、リフォームでは理想は叶わないと感じ建て替えを決意されました。仕事の書類や子供の小学校からの物など断捨離をしてスッキリとした空間でミニマルな暮らしにしたいと思い間取りを決めました。節の少ない杉床なのでキレイな木目と香りを楽しめます。
吹抜けのリビング
室内窓のある2階
和の空間
仏壇置き場
読書部屋
1階の屋根裏
ウォークインクローゼット
2階ホール
玄関腰掛
シャッターを閉めてもとても明るいね!「6.8帖大の吹抜のある家」のチェックポイント
1.「ゴミを出さずに必要最低限の物でスッキリと暮らしたいね」
納戸の棚はいろんな古い家具の棚板を再利用しました。捨てきれずに貯まった古い物や、置き場のなかった廃品回収のための広告や段ボールのストックを整理して仕舞えるようにしました。
2.「スッキリと片付いた部屋は気持ちいい…。これからは太陽の光を浴びながら好きなことをしてのんびり暮らしたいね。」
建て替える前は日当たりが悪いのが一番悩みだったので6.8帖大の大きな吹抜けを設けました。吹抜の室内窓は和を意識して障子戸を採用してやわらかな光が入るように工夫しました。
3.「変形した土地にテラスをつけて自転車置き場やディスポーザー置き場に…」
ディスポーザーで処理した生ごみは野菜の肥料に再利用します。限られた変形地は余すところなく利用する工夫をしました。
4.「いなかから送られてきた玄米をその都度精米するととてもご飯がおいしいんです。」
精米機や米びつ、分別収納できるゴミ箱などをピッタリ納めるために造作食器棚をオーダーしました。
5.「歳をとると靴を履くのにかがむのがつらい」
玄関に必要な時だけベンチになる格納椅子を設置したり、いろんなところに手摺をつけたり、段差をなくしました。トイレやお風呂も温度差のない家でヒートショックにも備えます。
6.「災害がきても作った電気を貯めて停電に備えたい」
5.3キロの太陽光発電と5.6キロの蓄電池で災害時の当面の電気をまかないます。
7.「きれいね。節のない杉の床」
柔らかくて暖かい杉の床にしたいけれど節が苦手という方にお勧めです。きれいな木目と杉の香りがします。
8.「1階の屋根裏だとはしごが要らないから使いやすいね」
デッドスペースを有効利用して収納に使います。外断熱の暑くならない屋根裏です。