リフォームで失敗しないための注意点

こんにちは、セレクトホームの上田です。

大切な住まいのリフォームは、誰もが失敗したくないものです。これからリフォームを考えておられる方の参考になればと思い、起こりがちなリフォームの失敗事例とその対策方法について、いくつか紹介したいと思います。

リフォームで失敗しないためのブログ

まずは、リフォームで失敗してしまう原因について紹介したいと思います。 原因については、多く分けて4つ挙げられます。

家族間での事前相談

リフォームの相談を頂く際に、家族の誰か一人だけが先走ってリフォーム会社に相談をしてしまう場合があります。そうすると、家族間での要望がまとまっていないと、リフォーム工事が終わってから「思っていたのと違う」というギャップが生まれてしまう恐れがあります。どんなリフォーム工事を行うのかを家族でしっかりと相談し、現状の不満点や工事に対する要望をまとめておきましょう。

会社選び

リフォーム工事を依頼する会社には、それぞれ得意としている工法や箇所があります。
例えば、水廻りの工事を得意としている会社にカーポートやテラスなどの外構工事を依頼した場合、経験が少ないが故により良い提案が受けられずに工事を進めてしまうリスクがあります。自分たちがどんな工事をするのかが決まれば、その工事を得意としている会社探しや実際の施工例を確認するなどの準備が大切です。

実物を確認しなかった

水廻りやクロス、タイルといった商品は、カタログやサンプルが充実しています。その為、実物を見ずにカタログやサンプルだけで商品を選んでしまうと、実際に仕上がりを見ると、イメージと違ったということになりかねません。こういった失敗を防ぐ為には、ショールームなどで実物を確認するほかありません。時間と手間が掛かるかもしれませんが、このひと手間を惜しんではいけません。

寸法を確認しなかった

リフォームで間取りが変わる場合は、通路の幅がどのぐらいになるのか、今使っている家具や家電を置くスペースはあるのか等、仕上がりの寸法を着工前にしっかりと確認しておきましょう。リフォーム前より使い勝手が悪くなってしまうような事があってはなりません。

場所別の失敗例と対処法

それでは、具体的な場所ごとの失敗例と対処法についても紹介していきたいと思います。

キッチン

キッチンのリフォームでは、壁付のキッチンから対面式へと位置を移動させる場合が多くあります。対面式は配膳や片付けが楽で、ダイニングやリビングの方を向いて作業が出来るので、一見良く思われがちです。
しかし、壁付キッチンに比べてキッチン部分のスペースを多く必要とする事から、以前の間取りよりダイニングが狭くなってしまうというリスクが潜んでいます。「流行り」という理由だけで、キッチンの位置を移動させると危険ですので、しっかりとリフォーム後のレイアウトや家具を置ける スペースの寸法などを確認しておきましょう。

リフォームで失敗しないためのキッチンの選び方

浴室

浴室の狭さや冬場の寒さから浴室のリフォームを検討される場合、最新の浴室でユニットタイプに変えられるのが一般的です。こういった浴室のリフォームで起こりがちなのは、サイズの選定や豊富な機能があるが故に無駄な機能を付けてしまうという事です。
例えば、浴槽をデザインだけで選んでしまうと、家族の中で使いづらい人が出てきてしまうかもしれません。
また、最新設備のミストサウナやジェットバス等、便利な 機能が備わった商品も多々ありますが、採用したもののあまり使わず、メンテナンスだけが大変という事にもなりかねません。これらの失敗を防ぐ為には、実際のショールームへ行き、現物をしっかり確認する事やメーカー担当者の説明を詳しく聞く事で防ぐ事が出来ます。

リフォームで失敗しないためのお風呂の選び方

トイレ

リフォームで失敗しないためのトイレの選び方

最新のトイレは、タンクレス型といって従来のトイレよりスリムでコンパクトな物が多くあります。タンク付きのトイレからタンクレストイレに交換したいと考えておられる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
この場合に、注意しないといけないのはタンクレストイレの場合は本体に手洗い部分が付いていないので、別に手洗い器を付ける必要が出てくることです。
その為、手洗い器を付けることでトイレ内のスペースが狭くなってしまう場合があります。タンクレストイレに交換を考えている場合は、手洗い器を付けるスペースが十分にあるのかどうかをリフォーム会社に相談しておきましょう。

外壁塗装

家の外壁はおおよそ10年~15年程度でメンテナンスが必要となります。外壁の塗装工事で起りやすいのは、「色選びの失敗」と「業者選びの失敗」です。基本的に色選びは、お客側の自己責任で決める事が一般的なので、塗り終わった後に「考えていた色と違う」という場合でも、塗り直しには別途追加費用が発生します。こういった失敗を防ぐためには、面積効果や光源の違いによって色の見え方が異なるという事を認識した上で、慎重に色選び行う必要があります。次に業者選びの失敗ですが、外壁塗装は飛び込み営業をする業者が多くあります。詳しい説明が十分されないまま、工事の契約をしてしまうのはリスクがあります。依頼先の業者が、塗装工事の専門知識を持っているのか、実績があるのか等を入念に 調べた上で、決定しましょう。

リフォームで失敗しないための外壁工事

屋根工事

屋根を修理するきっかけとしては、雨漏れや塗り替え、葺き替えなどがあります。いずれの場合にせよ、住んでいる人が自分で屋根に上り、現状を確認する事は危険を伴うため困難な場合がほとんどです。そのため、外壁塗装と同じく飛び込み営業を行う業者に進められるがままに、必要の無い工事や必要以上の工事を契約してしまうという失敗が多くあります。

屋根工事を検討する場合には、必ず複数社の意見を聞く事や屋根の現状がどうなっているのかを口頭で説明を受けるだけでなく、写真や最近ではドローンを使って説明 してくれる会社もあるので、詳しく確認するように心がけましょう。

リフォームで失敗しないための屋根工事
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