オープン階段の特徴
みなさま、いつもお世話になっております、家づくりサポーターのよしだです。
現在建築中のお施主様もお選びいただいておりますが、最近、木製のオープン階段をご注文いただくことが増えております。

採用の多くは集成材ですが、木の質感をそのままに、無垢の床材と合わさると木のぬくもりが一層感じられると思います。
毎日、ご利用される階段だと思いますので、こんなところに、こだわってみてもよいかもしれませんね。スチール製などの手すりとの組み合わせもとてもいい雰囲気です。

オープン階段のメリット
- デザインのアクセント
- より明るく、開放的な空間(吹抜けとの併用)
- 階段下スペースの有効活用
- 風通しが良い
オープン階段はお家のデザイン性を上げる一つの方法です。蹴込板がないことで2階からの明かりがとれることと、開放的な空間をつくることができます。狭小地でのお家の場合にはオープン階段を採用することで広さを変えることなく開放感がうまれます。
また、階段下に空間ができるので収納にもできますし、ヌックのようなくつろぎ空間にもできます。
オープン階段のデメリット
- 蹴込板がないので落下の危険
- 冷暖房が効きにくい
- コストが上がる
先ほどメリットの中にあったように明るく、開放的になる分、どうしても冷暖房がそこから逃げてしまいます。また、蹴込板がないと小さなお子様が通れてしまうほどのスペースなので落下には注意しなければなりません。
対策としては、冷暖房が気になるのであれば、リビング階段にしないことです。落下防止にはネットを張ることができます。アスレチックなどで使われるものなので安全です。見た目も色によってお家に合わせられますし、デザイン性もありおしゃれです。
オープン階段の施工事例




さいごに
2階建て住宅であれば必ずあるのが階段です。階段にも様々ある中でオープン階段はデザイン性と機能性を兼備えた階段です。注文住宅での家づくりを検討しているとSNSでおしゃれな画像の中で見られることもあるのではないでしょうか。
狭小住宅などにもおしゃれさと開放感を得られるなどメリットもたくさんあります。小さなお子様のいるご家庭では落下等に注意する必要はありますが、対策方法もあるのでぜひオープン階段をご検討してみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。