無垢材を取り入れた家づくり
こんにちは、現場監督の松本です。
今回は軒天に「無垢材」を貼ったお家のご紹介をします。よく見る木目調の軒天材とは一味違います。
無垢材を使った軒や内装
レッドシダー
最初にご紹介するのは現在(2023年11月下旬)工事中の現場の軒天です。
木材は<レッドシダー>を採用。色目は濃茶から薄茶まであります。
レッドシダーは、針葉樹の中でも耐久性もよく、加工性能が高い木材と言われています。また、高い防虫効果があることから、カナダでは古くから住宅やカヌー、有名なトーテムポールなどにも利用されている、生活に欠かせない樹種です。別名「米杉」とも言われています。
施工として工夫したところは、いきなり軒天に張っていくのではなく、室内で並べてみました。木目がそれぞれ異なるのでより美しい並びになるようにしています。大工さんの優しさですね。
杉
次に使われた無垢材をご紹介します。
それは<杉>です。弊社ではフローリングとして標準仕様で採用している杉ですが、この物件は外壁材や室内の天井材として採用されました。
工事中の写真ではありますが、美しい木目が出ています。経年劣化とともに変化していく色合いがまた味が出て楽しみですね。
無垢材の場合、色目がばらばらになるので、日のあたりで見る角度や、部屋の中から見たときなど木目調よりか見た目は上品に見えます。
無垢材を使った外壁
1枚3.6m×88mmのレッドシダーを外壁に使いました。クリア塗装をしているため自然な色に近く、なおかつ塗装のおかげで木材の保護をする効果もあります。
造作本棚
木材で作った造作の本棚ができました。完成間近になり2024年1月には完成見学会を開催します。ぜひ木材をたくさん使った木の家をご体感ください。