結婚して嫁さんが妊娠したのでそろそろ家が欲しいなと思っていたところに、会社の隣の空き地の持ち主が買わないかと言ってきたんです。調整区域ということで、少しややこしいらしく知り合いの不動産屋さんに入ってもらいました。家のこともそれまで考えたことがなかったんで、どれぐらいお金がかかるか、どんな家が建つのか全然分からず、いろんな会社に相談に行ったんです。

最初は住宅展示場や、知り合いに紹介してもらった会社に行ったんですが、どこも敷居が高くてフィーリングが合わずあきらめかけていたんです。そんな時毎日前を通るセレクトホームなら近くて後々の面倒も見てくれそうだということで、両親と一緒に突然押しかけて行ったんです。

そこで家のことや資金の話しを聞いて、ここならフィーリングも合って、要望も聞いてくれそうだと思ったんです。その後に、この会社に中学校の時の野球部の後輩がいたことがわかり、それがダメ押しになってお願いすることにしました。

僕たちはアイアン手すりのあるオープン階段と大きな吹抜のあるカッコいい家に住みたいかったんです。これだけはいくらお金がかかってもあきらめたくないと思いました。毎日好きな家で好きなものを眺めていると頑張ろうという気になりますよね。
僕はメルヘンチックなかわいい家よりは、白やグレーをベースにして黒をアクセントにしたカッコいい家に住みたかったんです。
奥様…うちは主人の方がセンスがいいんで大体主人任せなんですよ。

打合せは正直決め事がたくさんあって、楽しくもあったけど、大変だなとも思いました。工事が始まってからは、会社の横なんで毎日見に行ってますが、最初基礎を見た時は「狭い！」と思ったんです。でも壁ができて工事が進んでいくとどんどん大きく見えてきました。出来上がりがどんなになるか今は楽しみです。