体に悪いと分かっているものをできるだけ使わない。
それが私たちの思いです。
家族が一番長く過ごす場所である「家」が住む人の健康を奪う凶器であってはなりません。
私たちはその素材、その工法、そのシステムが本当に安全かどうか、
十分検証してからお勧めしております。
木へのこだわり
木の空間は長生きの秘訣。マウスを使って長生きの実験をしたところ、木のゲージで飼育したマウスが、鉄やコンクリートのゲージのマウスよりはるかに長生きすることが判りました。生き物にとって熱を奪いにくく、調湿機能のある木が相性がいいからでしょうか。
また、木から出るフィトンチッドという成分は血圧を下げたり脈拍の乱れを減らすなど私たちをリラックスさせる効果があることがわかりました。
しかし、木の家は高いと思っていませんか?構造材や床材にすべての住宅で無垢の木を使っているセレクトホームなら、1000万円台で木の家を建てることが可能です。
兵庫県産木材利用
セレクトホームでは、構造材に、全棟80%以上兵庫県産の桧、杉の無垢材を使っています。
日本の森林は使うことで適切に手入れができ健全な状態を保つことができます。手入れのできていない森林は光が差し込まなくなり、下草が発育しなくなるために保水能力がなくなり、災害時に雨水が川に一気に流れ込み氾濫を起こします。
兵庫県にも有数の森林がありますが、地元の木の需要が減り荒廃が進んでいます。セレクトホームは兵庫県の木材を使うことで兵庫の環境を守りたいと思っています。
杉無垢フローリング
杉の床は温かく、やわらかいので疲れや冷から守り、また、アレルギーを引き起こすダニを寄せつけません。
また、住宅の内装材に50%程度の木を使うと深い睡眠がとれることも判りました。
優れた調湿機能が備わっているので、快適な湿度環境を守ってくれます。
セレクトホームでは一番長く肌に触れる床に、杉の無垢材を標準採用しております。
羊毛断熱材
天然ウールからできた断熱材です。
断熱性に優れ、冬の冷気や夏の熱を遮断してくれます。また自然に湿気を吸ったり、吐いたりする力がありますので、壁の中の結露が起きにくい素材です。
ハイベストウッド
外壁下地に使われる素材ですが、耐力面材として一般的に使われる構造用合板の約2倍の強さがあります。
素材は間伐材や木材の廃材を繊維状にして熱圧して整形した物で、接着剤を使っていないので、透湿性に優れています。そのため家の耐久性を損なう壁体内結露を防ぐことができます。
稚内珪藻土
珪藻土とはプランクトンの死骸が化石化したものを粉末化して塗り壁に加工したものです。住宅の壁などに使用すると、調湿効果に優れ、室内の湿度を常に40%~60%にコントロールできます。それだけでなく、アンモニアなどの悪臭やVOCなどの有害物質を吸着してくれます。
ただし、珪藻土自体には接着能力がないため、石油から生まれた樹脂の接着剤を混合したものが多く出回っています。
セレクトホームがおすすめする稚内珪藻土は100%自然素材のみを原料にしており、その調湿効果は一般の珪藻土の3倍~5倍あります。
漆喰
漆喰に調湿効果があると勘違いされがちですが、それ自体にはほとんどありません。内装材よりも、姫路城に代表される古来からの外装材として優れています。
主原料は消石灰で、耐久性と耐火性に優れており、汚れにくく、美しい仕上がりが期待できます。