建築家と建てる家
こんにちは、家づくりサポーターの渡辺です。
最近よく「建築家と建てる家」ということばを耳にしますね。セレクトホームも提携の建築家の先生がいます。私も曲がりなりにも設計をしますが、先生から送られてきた図面と意匠をみると「すごい!!」と感動します。
私の発想にはない、ちょっとした空間の使い方、動線計画、デザイン、どれを取っても期待をはるかに超えたものができてきます。これこそが「建築家」なんだなと思います。
そもそもよく考えてみると「建築家」という定義はありませんよね。「建築士」という資格はありますが、「建築家」という資格はないのです。自分で「建築家」と言えば「建築家」ですし、「建築士」といえば「建築士」です。お客様がこれこそ「建築家」なんだと認めれば「建築家」なのでしょうか?
先生のプランを見せると、大抵のお客様は「あっ」という表情をします。それは予想をはるかに超えるもので「本当にこんなステキな家が
自分の家になるんだ」といった感動の表情です。
そしてファーストプランでおおむね決まってしまいます。あとは微調整のみです。私も「どうすればあんな図面が描けるのだろう?何かコツがあるのでは?」といつもベンチマークをしていますがやはり先生のようにはなれません。でもいつか、建築家といわれるようになりたいと思います。
そして時々、予算の関係で窓を減らしたり、格子パネルを取りやめたりしますが、先生は少し悲しそうな顔をします。恐らく数えきれないほどの図面を描いてこられたのでしょうが、一つ一つ思い入れがあるのでしょうね。もうすぐ私の担当のお客様の家が着工します。
私の憧れのキューブを連続して重ね合わしたプランです。白と木目の配分が絶妙です。そして、いろいろな四角が重なりあい、シンプルですが、ムダのない、洗練された直線的な図形がステキです。
そして、久々にソーラーサーキットのお家です。
これから ときどき、このブログで建築課程を公開させていただきますのでお楽しみに・・・では、また。