【2023年マイホーム計画】注文住宅で建てる30坪2000万円の木の家
注文住宅を建てたいと考えている方は建売住宅では叶えられないこだわりがあったり、建売と同じぐらいの価格で機能性の高い家を建てられることを知っています。間取りはもちろん、家の構造や基礎、断熱性能をこだわり住み心地の良い家にすることは永く住むためには必要なことです。ここでは実際に30坪2階建ての家を2000万円台で建てた実例でご紹介します。
目次
4人家族30坪の家の広さ
家の広さは家族構成によって必要な広さがあるとされています。
最低居住面積水準<10㎡×世帯人数+10㎡>
誘導居住面積水準(都市型)<20㎡×世帯人数+15㎡>
誘導居住面積水準(一般型)<25㎡×世帯人数+25㎡>
上記に当てはめると4人家族の場合、<20㎡×4人+15㎡=95㎡=約28.7坪>となり30坪のお家で十分快適に過ごすことができます。
家が広いメリット
- 各部屋を広く取れるため開放感がある
- 十分なスペースがあるのでプライベートスペースが確保できる
- 収納を広く取れる
- 友人や家族が集まる
- 家具の選べる幅が増える
家が広いと家族のプライベートスペースを確保しながら、友人を招いてホームパーティなど楽しむことができます。大きな家は誰もが描く理想なので嫌いな人はいないでしょう。
家が広いデメリット
- 掃除の範囲が広い
- 掃除以外の家事も動線が長く忙しい
- エアコンなどが効きづらく光熱費が上がる
- 家族が各部屋にこもってしまうとコミュニケーションがとりづらい
メリットとは逆に家が広い事でのデメリットも日々の生活を送る中で重要なことです。家の広さは家族の人数や住まい方などを考えたうえで決めることがおすすめです。ただし、土地によって建ぺい率などの制限もあるので決まった土地があるのであれば、その土地で最大限使い勝手の良い家に近づけましょう。
2000万円で機能性の良い家を建てる
家を建てる際に必ずあるものとして予算があります。予算は人によって違いますが、できるだけ抑えたいと考えるのが普通です。近年ではウッドショックの影響や物価の上昇により住宅業界も値上げした会社が多くあります。神戸でも同じです。ですが、どんなに素敵なお家が建てられても支払いが厳しく生活水準を落としてしまうようであれば意味がありません。弊社では2000万円台で機能性の高い家を実現できます。こだわりを3つご紹介します。
機能性の良い家とは
- 基礎の一体打ち
- 外断熱工法
- 木の家
基礎一体打ちとは
一般的に基礎は2度打ちすることが多いです。そのため継ぎ目ができてしまい、シロアリが侵入して木材を食べる恐れや耐震の強度も落ちます。それに比べ一体打ちは隙間がなく水もシロアリも入れません。強度も2度打ちに比べると2倍以上になります。
外断熱工法とは
従来の内断熱が柱・梁などの間に断熱材を詰め込む工法に対し、柱・梁などの構造物の外側を板状の断熱材で覆ってしまう工法が外断熱です。気密と断熱の性能アップとともに内部結露から木材を守り建物の耐久性を向上させます。
木の家
住宅の構造は木造以外では鉄骨造、コンクリート造があります。木造が鉄骨造やコンクリート造より優れている点として<調湿機能><においの効果>があります。調湿効果では木材が水蒸気を吸ったり吐いたりして湿度を一定に保つ能力があります。においの点では木材を内装材に60%使うことで睡眠効率が良くなるとされています。だから弊社では床に無垢の杉を標準仕様にしてお客様の健康を考えています。
このような機能を持ち合わせた家はお客様が永く住む中で一番重要と考えています。家づくりで健康被害が出ては何千万円する買い物に価値はありません。機能性が高いから住み心地が良い家ができるのです。
施工事例
これまでに家を建てていただいたお施主様の家族構成または希望の家族人数と建てた家の広さをご紹介します。
明石市Y様 3人家族 26.42坪
明石市M様 4人家族 32.14坪
神戸市M様 3人家族 34.75坪
神戸市M様 4人家族 29.79坪
明石市T様 4人家族 28.8坪
神戸市K様 4人家族 29.87坪
神戸市U様 5人家族 38.49坪
今回紹介した7組の延床面積の平均は31.18坪でした。家族が今後増えることがあるご家庭では将来を見据えた広さを計画してみましょう。大きな家を建てると費用もかかり予算を超えてしまうことがあります。最低限の必要な広さと予算を考えた家づくりをしましょう。
セレクトホームの家づくり
神戸市西区にあるセレクトホームが建てるお家をご紹介します。セレクトホームは「お施主様が健康で幸せに暮らせる」ように地域の皆様に必要とされる会社であり続けたいと想いで社員一同日々家づくりをしております。
まずはセレクトホームの仕様をご説明させていただきます。
断熱方法
弊社の特徴として断熱方法が大きく分けて2種類あります。それは外断熱工法の「四季の家」と内断熱工法の「集いの家」という商品があります。さらに分類すると他にもあるのですが、今回はこの2つをご紹介します。
外断熱工法-四季の家-
断熱の方法によって仕様が変わります。まず、「四季の家」という外断熱工法があります。外断熱工法とは、柱・梁などの構造材の外側に板状の断熱材で家をすっぱりと覆ってしまいます。このことにより気密と断熱の性能アップととも内部結露から木材を守り、建物の耐久性を向上させています。

上記のイラストのように小屋裏部屋の周りから基礎の外まで断熱材が家を覆っています。この工法が弊社の一番の人気商品です。
外断熱の特徴
- 構造材の中に断熱材を入れないので通気層ができます。そのため、家を腐らせる一番の原因になる「結露」を防ぐことができます。
- 断熱ラインが柱によって途切れることがないので気密・断熱の性能がアップします
- 夏は暑くて使えない小屋裏の上まで断熱させているので、収納や趣味のスペースが確保できます。
セレクトホームの外断熱
先ほどもお話ししたように、小屋裏を活用できるのがおすすめポイントです。小屋裏の空間があるだけで居室でとれなかった収納を代用することができます。また、お施主様の中には「トレーニングルーム」や「ジオラマ」を飾ったり、お仕事の資料の保管場所として活用されていることもあります。お子様がある程度大きくなると、秘密基地になることも。

小屋裏の活用だけでなく、弊社の社長がお施主様の健康を考えた家づくりをしていることもあり、素材へのこだわりもたくさんあります。
内断熱工法-集いの家-
内断熱工法とは、外断熱工法では構造の外側に断熱材を入れていたのと違い、構造材の中に入れる工法です。外断熱で使っている断熱材とは違うものを使います。それが、<羊毛断熱材>です。羊毛断熱材は字の通り天然の羊の毛を使っているので、化学物質のアレルギーに敏感な方にはおすすめです。

断熱材の違い
先ほども説明しましたが、外断熱工法では柱と柱の間に通気層ができ、空気の通り道ができるため結露しないといいました。しかし、この羊毛断熱材は柱と柱の間に断熱材を入れます。この断熱材は優れた吸・放湿性能をもっており、多湿・過乾燥を抑制します。断熱材が湿気を調整するために構造材の中に入れても問題ないのです。
羊毛断熱材の特徴
- 優れた吸湿・放湿性能がある。
- シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドなどの揮発性有機化合物(VOC)を吸着・分解し、においも除去します。
- 吸音・静震性にすぐれており、2階の生活音や、外部の騒音を抑制します。
今回は弊社の断熱の仕様について説明させていただきました。断熱や気密については家づくりでは切るに切れないものなので、工務店選びの一つとして考えていただければと思います。限られた予算の中で、快適な住まい環境を手に入れるために家づくりの勉強を一緒にしましょう。さいごまでご覧いただきありがとうございました。